株式会社 山家工務店
株式会社 山家工務店
Interview
ご主人:
Sさん家の見学会に行ってからですね。あの見学会に行かなかったら、ホントにこの家にも結び付かなかった(笑)。
最初はね、山家さんの建てた家を2つ3つ見せてもらった時から、なんとなく木を使った家がいいな~と思うようになってね。うちのカミさんは、何回かよその展示場にも行ってんだよね。
ご主人:
Sさんのところでお話を聞いた時に、温和な感じの人だな~というイメージでしたね。
奥様:
私は「社長さんなんだ~?若いんだ!」って感じです(笑)
Sさんのところで、大工さんの仕事をじーっと見てて。直感なんですよ。
「この大工さん達、腕が良さそう」って思ったんですよね。「一生懸命やってらっしゃる」って。
この大工さん達の社長さんだから、もっとお年寄りの方をイメージしてたんです。だから「若い方だったんだ」と思って(笑)
気さくそうっていうか、お話しやすそうな雰囲気でした。おべんちゃらじゃなくて、ホントにそう思ったんです。
ご主人:
やっぱりきっかけは、水害ですね。水害の前までは、家に少し手入れて、リフォームしようと思っていたんですよ。
私はあそこに住んで、浸水したの2回目だったから。思い切って、家を建てた方がいいのかな~と思ったのがきっかけですね。
奥様:
私は年とってからも、安心して住んでいたい、生活したいなっていうのがあって。この人よりはどっちかっていうと、この土地にこだわりがなかったので。
ここじゃなくて、安心して生活できるところに行きたいなぁと思って。
奥様:
私は高台っていうか、やはり住む場所ですね。川の近くはもう嫌でしたね。
災害があって、考えるきっかけになったのは、「道路より高いところに家建てないとダメ」っていうのがね。
ご主人:
わたしは、最初に気になっていたのは、土地探しですね。南に道路がある土地がいいなと。
以前の家は、土地が低く北側が道路だったので、湿気があってジメジメして、家の中が暗かったんです。今度、家を建てる時は、前に何もない方がいいなと。道路側に庭があって、カラッとした陽当たりがいいところがいいなぁと(笑)。
ご主人:
いろんなパンフレットとか見たんだけど、やっぱり木を使った家がいいな~と思って。
あと、山家さんとこの見学会で見せてもらった家を見て、やっぱり対面式のキッチンの方がいいんだろうな~と思って。
奥様:
相談するにしても、今時の流行りの家の作りとか、どういう素材使ってるかとか。新聞の折り込みチラシとか、見るのはタダだから(笑)私は資料集めをして。
私は家を建てる時は絶対、「信頼できる大工さんじゃないと嫌だ」って言ったんです(笑)
私達、好き勝手なこといろいろ言ってたから、そこが何とかできるよう工面していただいたのが、ありがたかったな~と。
ご主人:
私達が考えていた間取りを山家さんに見てもらって、「あ、いいんじゃないですか」って言ってもらったもんだから。だったらお願いした方がいいな~と。
私が言った予算で、山家さんが「大丈夫ですよ」って言ってくれたんで。
「じゃあ、もうお任せですね」と思ったんです。
奥様:
私は大工さんのお仕事の様子を見てて、家を新たに建てるんだったら、「山家さんに相談したいなぁ」っていうのが最初からあったんですけど(笑)。
ご主人:
山家さんの建てた家を見て、たとえば、階段のニッチとかも、「えっ?!こんなことまでしてくれるんだ~」とか、「わたしが好きな鉄道模型を飾れるなぁ(笑)」と。結構いろんなところに、工夫してくれるんだな~と思って。
そういうところを見て、いろいろ相談できるし、「山家さんに頼みてぇな~」と思って(笑)。
奥様:
仕事ぶりって言ったら、失礼な言い方だけど。通りすがりで、トントントンという音を聞いた時に、「あ~、この大工さんは腕がいい」って思ったんですよ(笑)。
水害にあったあと、すぐ電話して実際お会いした時も、私達の家に対する考え方を聞いて、今後どうしたらいいのか、山家さんがじっくり私達の話を聞いてくれて、ホントありがたかったです。
わたしたちが「ここに永く住むのも、どうかと思う」って言った時に、山家さんが「そういう考えがあるんだったら、この家だったら、そんなに早急に修繕しなくても大丈夫ですよ。自分だったら、手をかけないよ」って言ってくれて。
他のところは「すぐに直した方がいいですよ」とせかされている時に、そういうふうに言ってくださって。
「今の状態だったら除菌をしたら、まだ半年一年は十分だから、じっくり考えた方がいいよ」って言ってくださった。そこに住む人の気持ちを、すごく大切にしてもらって、うれしかったです。
あの一言で、「ああ、やっぱり、山家さんに来てもらって良かった」っていうのが、私はありました。
ご主人:
日本の四季を考えて、南面に屋根を作ってくれました。おかげで、冬あったかく、夏は日差しを遮って涼しい、作りにしてもらって、良かったな~と。
あと、ケヤキの柱ですね。20~30年前、テレビのドラマがあって、その家に大黒柱があったんですよ。普通と違う、大きいやつが。ああいうふうに、家の中に大黒柱があると違うなと思って。我が家にもあって良かったなと。
奥様:
リビングの壁に板を張り付けたり、天井に木を埋め込んだり、わたしたちでは思いつかないことをやってくれたことです。
通気がよくなるように、押入の棚にすのこ状の板を張ってあったり。さりげないところが、工夫されているんだな~というのがあって。
ご主人:
こういうところに、腕のいい大工さんがいてくれて、あらためて、よかったなぁ~と感じました。
奥様:
やっぱり、トントントンという小気味いい音が聴けて、山家さんのところに頼んでよかったなぁ~と思いました(笑)。
ご主人:
相談しながらできたことだね。何回も、家に来てもらって。それこそね、お茶飲みしながら(笑)
何回も足を運んでもらってね、その都度いろいろお話して。
「あれもしたい」「これもしたい」と言って、「こうしたらいいですよ」と言ってもらって。
キャッチボールしながら家を建てることができたことが、一番ですかね。
奥様:
あたたかさとか、明るさとか...一番って言われても(笑)
たくさんサンプルとか、重いものとか持ってきてくださって。
悩むんだけども、でも楽しかったんだよね(笑)
「わ~、悩むね~」なんて言いながら、面白かったねぇ(笑)。
奥様:
子供たちは、「お父さん、よくこんないい色選んだね」って。
家族で集まる時も、みんなリビングはすごく心地良いみたいですよ。
ご主人:
最初に新しい家を見た時には、「この扉、よく選んだな」って子供に言われる。
奥様:
言われるねぇ~。結局それって、私達だけの考えだけではできないから(笑)どんな素材があるかっていうのも、山家さんにおすすめしてもらってね。
ご主人:
う~ん、もうね~、満足(笑)考えていた理想の家ができたんだな~と思って。だから不便さとかは、全然感じてなくてね。
ずっと箱に入っていたバッジを、なんか面白いことに使えたらな~と思って、遊び心で、玄関に飾っちゃいました(笑)。
奥様:
のれんにただバッチを貼り付けただけなんですけどね。山家さんに影響受けて、ついつい遊び心が芽生えちゃいました(笑)。
ご主人:
この土地買った時に、だいたいこういう間取りにしたらいいんじゃないかって考えは持ってたんですよね、私達。
奥様:
きっかけは災害だったんだけど、これからの生活のいい意味で転機になったな~っていうのはありました。山家さんのおかげで、生活を楽しもう!という気持ちになったことが、大きかったですね。
山家:
今日は、お忙しいところありがとうございました。いつもお茶を飲みに来るような感じで、楽しくお話させていただきました。
「ああ、やっぱり、山家さんに来てもらって良かった」と言っていただき、とてもうれしかったです。このようによろこんでいただけると、この仕事をやっていてよかったとあらためて思いました。
「家族で集まる時も、みんなリビングはすごく心地良いです」というように、ご夫婦だけでなく、お孫さんも含めて、これからも楽しく安心した生活をすごしていただけたら、うれしいです。
今日は、楽しいお話ありがとうございます。